2.言葉遣いと振る舞い
言葉遣い:面接官の質問に答える時はできるだけ敬語を使うようにしましょう。ただ、日本語の敬語はややこしいところもあるので、使用上、間違ったりすることは避けがたいものです。この辺は面接官も分かっていますので、一つや二つぐらい間違っても面接の成績には影響しません。覚えておきたいことは、初めから終りまで丁寧な言い方である「です、ます」体を使うことです。それから、尊敬語と謙譲語の区別に自信がなかったら、普通の言い方でもかまいません。
振る舞い:周知のとおり、日本人は礼儀や立ち居振る舞いに非常にうるさいです。会社に入ったその瞬間からあなたの一挙一動を面接官は見ています。ですから、廊下でも大声で騒いではいけません。面接室に入る時は、軽くノックをし、「どうぞ」と言われてから入りましょう。お辞儀をしながら「失礼します」と挨拶をしてドアを閉めます。ノックは二回でいいでしょう。それから、指定された席に座りますが、座る前に「××と申します、よろしくお願いいたします」と言います。座る時は腰をまっすぐに伸ばし、足を閉じて座り、面接官の目を見て話します。面接が終わったら、椅子から立ち上がって椅子を元の位置に戻してから、「失礼します」とお辞儀をして退室します。退室する時もドアを軽く閉めます。面接前に繰り返し練習して、間違わないようにしておきましょう。