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タタラ
日期:2025-03-11 13:34  点击:239
 タタラ
   日本各地に点在する地名「タタラ」の共通点
 
「多々良」「多田羅」など使われている文字は違っても、「タタラ」と発音する地名は、市町村名にこそないものの、日本各地にみられる。
 地名でなく山の名を見ても、岩手県には「多々良山」や「多々羅山」「鑪山」山口県には「鈩山」などがあり、いずれもタタラ山と読む。埼玉県には「タタラの頭」という峰があり、福島県の「安あ達だ太た良ら山」も、接頭語の「ア」が付いただけで、基本的にはタタラ山の仲間である。
 このように、全国各地に点在しているタタラだが、もちろん語源はすべて同じのようだ。
 そもそもこのタタラとは、金属溶融のときに炉に送風するために使う、足踏み式ふいご装置のこと。現代でも「たたらを踏む」という慣用句として言葉は残っているが、古代ではタタラは製鉄の代名詞でもあった。
 なお、タタラに使われた燃料は木炭である。必然的に、タタラを据えて製鉄作業をすることができたのは、鉄鉱石や砂鉄が採れ、燃料にする木炭が豊富な土地ということになる。
 現在タタラの地名が残っているのは、鳥取・島根・広島といった中国地方山間部、福島・岩手・宮城などの東北各県、福岡・大分・熊本といった九州の北部一帯だ。
 これらの地方は、古代において製鉄産業に従事していた人たちが住んでいた土地だったため、地名としてタタラが残されたのである。

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