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『論語』の子張篇-11
日期:2014-05-22 09:16  点击:1520
[白文]11.子夏曰、大徳不踰閑、小徳出入可也、
 
[書き下し文]子夏曰わく、大徳は閑(のり)を踰えず(こえず)。小徳は出入(しゅつにゅう)して可なり。
 
[口語訳]子夏が言った。『大きな徳は、細かな規制・法律を逸脱してはいけない。小さな徳は、細かな規制を多少踏み越えても大丈夫である』。 
 
[解説]仁や忠孝のような大きな徳については、細かな規制にも従う必要があるが、身近な日常行為に関連する小さな徳については、そこまで細々とした規則に従わなくても大丈夫だということを言っている。子夏は、決められたルールや規則に細々と従うだけの説教好きな教条主義(形式主義)に陥ることを警戒し、大きな徳や道を実践するための「最低限守るべき規則」を意識して自分の行動を判断すれば良いと教えた。

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