都道府県や市町村などの地方自治体の各機関で、地域住民の生活向上のためのあらゆるサービスを行う仕事です｡国家公務員と同じように、特別職と一般職があります｡特別職は､知事や副知事、助役、出納長、収入役、議員など、任命によって選出される職で､それ以外が一般職です｡

 

　仕事の種類は多岐にわたり、県庁や市役所のほか、県立・市町村立の学校､図書館、病院、福祉施設なども地方公務員の職場となります。

 

[なるための進路]

　大学の学部はとくに限定されませんが、地方公共団体が実施する地方公務員採用試験に合格する必要があります｡自治体によって方式が異なりますが､だいたい、大卒程度の上級試験、短大卒程度の中級試験、高卒程度の初級試験の３つに分かれます｡公務員の安定性は何よりで、国家公務員と同様に､競争率は高い水準となっています｡

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