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成都篇 06
日期:2016-12-16 20:07  点击:470
 午後2時40分、四川省の省都、かつて「三国志」の時代には蜀の国の都であった大都市·成都に着いた。昨日の朝、麗江の宿を出てから約32時間。もう……、疲れた。もう何もかも嫌だ。アイドルなんてもうウンザリだっ。オレだって普通の男の子みたいにオシャレや恋を楽しみたいんだよっっ(号泣)!!!
 
 この期に及んで市バスに乗りセコセコと移動し、安宿界ではその快適さで名を馳せる「シムズコージーゲストハウス」へ。ドミトリーへチェックインするとオレはベッドに抱きついて頬ずりをした。ああ……かわいいベッドちゃん……会いたかったよ~~(涙)。おお……やわらかい……、白いっ!! 清潔(泣)!! 初々しい(涙)!!! ベッドちゃん大好きだ~~~~っ(号泣)、ん~~~むチュッ☆ ベロンベロンベロンッ!!
 
 ぐが~~~~~~~~~~~~(爆睡)
 
 おはようございます(5時間後)。
 
 あ~良く寝た。生き返ったって感じだよ。そうだよ、ここに到着したときのオレは死んでたんだよ。だって体中に死斑が出来てたもん。口の中から蛆が湧いてたもん。全部食ったけど。
 
隣のベッドの東洋人「グッドモーニング!」
 
オレ「はろー。アーユージャパニーズ? 一見中国人ぽいけどバックパッカーをしているということはジャパニーズ?」
 
「ノー。アイムチャイニーズ」
 
「なにっ!! 中国人バックパッカーの方でしたかっ! 珍しい!! ひょっとしてあなたはお金持ですね?」
 
「そんなことないよ。プレイステーションを3台持っているけどそんなに金持ちではないよ。ねえ、よかったら今から一緒に夕ご飯を食べに行かないかい?」
 
「行こう行こう! 生き返った記念に美味いものを食べに行こう!!」
 
「ところで、キミはジャパニーズだよな。ひとつ聞きたいことがあるんだがいいかい?」
 
「いいよ。国家機密以外は何でも話しちゃう」
 
「ハマザキ○ユミって、整形してるっていう噂は本当?」
 
「それは国家機密だからちょっと答えられないかな。というか、知らんがなそんなもん。すごいワールドワイドな噂なんだねそれ」

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