A これからは、コスト削減に向けてライバル社との部品共有も視野に入れていかなければなりませんね。
B はい。製造業者の投資コストは近年増加の傾向にあり、ライバル社同士の部品共有や技術共有がすでに実施されている業界もあります。この先ますます増えていく でしょう。
A ライバル関係にある二社がさらなる発展のために、関連部品を生産する合弁会社を 設立した例もあります。
B お互いの強みを生かしてともに発展し、その上で良きライバルとなれば、業界全体が活性化されますからね。そのことは結局、自社の利益にもつながります。
A そういった意味で、わが社も競合他社を「敵」と見なすのではなく「ライバル」と 見なして、より良い競争を繰り広げ、業界の活性化とともに自社の発展を実現していきましょう。