[白文]25.子曰、主忠信、毋友不如己者、過則勿憚改。
[書き下し文]子曰く、忠信に主しみ(したしみ)、己に如かざる者を友とすることなかれ、過てば則ち改むるに憚ること勿かれ。
[口語訳]先生が言われた。『忠義と誠実さがある人と親密にして、自分に及ばないものと友人にならないように。過ちがあれば、それを改めることに躊躇ってはいけない。』
[解説]孔子は有徳者である『君子との交流』を勧め、自分の徳や礼を損なってしまうような『悪友との交流』から遠ざかることを説いた。