日本の屋台では、おでん、ラーメン、焼き鳥、たこ焼き、焼きそばがよく出ています。日本の屋台はリヤカーをちょっとしたレストランや飲み物屋にしたものです。車のまわりに椅子をいくつか並べて屋台の開店となります。雨が降るとビニールシートですっぽりと包み、客が雨にぬれないように工夫されています。ふだん私たちが町で見かけるのは、庶民の大好物のおでんとラーメンの屋台です。夜になると駅前にいくつかの屋台がならびます。屋台は一日働きずくで心も体もくたくたのサラリーマンがちょっと一杯ひっかけるのに格好の場所なのです。
A:来週の歓迎会は四川料理ですか。
B:そうらしいですね。大丈夫ですか。
A:たぶん大丈夫だと思います。楽しみにしています。
B:ところで、日本の会社では、歓迎会とかのような飲み会がよく行われていますか。その時どんなお店に行きますか。
A:日本の会社では、新人が入社した時や、社員の部署が変わる時に飲み会が行われます。また、新年会や忘年会、大切なことをみんなで一緒に頑張って仕上げたとき、一斉に居酒屋へ行きます。
B:居酒屋ってよく聞きますが、いったいどんなお店ですか。
A:日本式のパブと言ってもいいでしょう。飲み物と食べ物のメニューが豊富にあり、日本の各地方の色々な料理が食べられます。飲み物はアルコールが入っているものだけではなく、沢山の種類があります。最近チェーン店も多いです。
B:なるほど。日本のサラリーマンは仕事を終えて、よく居酒屋に飲みに行くと聞いたことがありますが、そうですか。
A:ええ、都会では会社帰りのサラリーマンが同僚や友人同士で飲むことが多いのですが、最近はOLも増えてきました。平日なら予約しておかなくてもいいですが、週末には行きたい人が多いので、週末に行く場合は事前に予約しておかないと、空いている居酒屋を探すのは難しいです。働く時は一生懸命でルールを厳しく守る日本人のことは、多分世界中で誰でも知っていることと思いますが、居酒屋にいる日本人は、全然違う雰囲気で、とてもにぎやかになります。居酒屋に入ると、みんなで上下の立場を問わないで一緒に楽な雰囲気になります。みんな遠慮しないでしゃべりながら、いっぱいお酒とかビールとかを飲みます。
B:居酒屋って、大都会に住むサラリーマンが疲れた体を休め、明日への活力を養う場所だとも言えますね。