日本では以下のような数字のゴロ合わせがたくさんあります。
084=おはよ
0833=おやすみ
1122=いい夫婦
394=好きよ
8181=バイバイ
8110=バイト
4510=仕事
39=サンキュー
4949=至急至急
5963=ご苦労さん
5151=来い来い
1818=イヤイヤ
724106=何してる
4649=よろしく
A:中国人の友達の結婚式に誘われましたが、お祝い金はいくらぐらいがいいですかね。
B:お祝い金は気持ちですが、中国ではついになって夫婦共に白髪になるまで添い遂げることを願って偶数で包むしきたりがあります。
A:そうなんですか。日本と違いますね。日本は奇数の方が好まれます。結婚する二人の中が割れないように、割り切れない奇数でお祝い金を包むというのがしきたりになっています。その他、お正月や各種のお祝い事にはいろいろな場面で奇数が使われています。正月の祝い膳であるお節料理に入れる品数は奇数になるようにし、子供の成長を祝うのも、3歳、5歳、7歳という奇数の年です。
B:そうですか。日本人は4と9の数字が好きではないと聞いたことがありますが。
A:ええ。「4」は「死ぬ」の「死」と同じ発音ですし、「9」は「苦しみ」の「苦」と同じ発音ですからね。病院の病室やホテルの客室とか部屋番号ではできればこれらの数字を避けています。また、13と言う数字も好まれません。
B:そうなんですか。じゃ、日本人が好きな数字は何でしょうか。
A:日本人は3と7が好きです。「7」はrッキーセブンという欧米文化の影響もあり、好きな数字の代表格になっていますが、「3」に関しては、三代~とか、三人~など日本人は三つを並べて賞賛することが好きですが、もう1つ大きな要因としては、「3番・三塁手・背番号3」の長嶋茂雄さんの存在も、中年以上の日本人の「3」(好きに貢献しているのではないでしょうか。)後、日本人は8という数字も好きです。
B:8は偶数ですよね。
A:ええ、8は偶数ですが、漢数字の八は下に行くほど広がっていることから、「末広がり」といって、代を重ねるごとに子供の数が増え繁栄していくことを連想させるためです。
B:なるほど。