A:最近よく新聞などで話題として取り上げられているんですが、今日本では男が余っているみたいです。つまり男性の結婚が難しくなっているみたいです。
B:ふーん。それはどうしてですか。
A:まず出生率から見ると、男性のほうが若干女性より高いらしいです。総務省の報告によると、40代以下では男の方が女よりも多く、とくに30代以下では、いずれの年齢層でも男の数が5%前後も多いということになっています。
B:つまり、仮に日本の女性が全員、日本の男性と結婚したとしても、男性の20人に一人は結婚できないということですね。
A:ええ、いわゆる「男余り」の状態です。でもそれよりもっと原因となっているのは女性の結婚観が変わりつつあることです。現在、日本において女性の社会進出は確実に増えており、この女性のキャリア化により元来、家庭中心であった女性の生活が社会中心に変化してきました。また、女性が経済力をつけたことで、結婚相手に対する条件を高く設定して妥協を許さないというケースなどもあり、日本人男性にとって結婚難はひどくなる一方なのです。
B:まあ、確かに経済的にも独立したら、別に男性に頼らなくても生きていけますからね。
A:そうですね。結婚のデメリットについては、多くの女性が、時間的な束縛が強くなり、子供が生まれると仕事に制約がでがちと考えているみたいです。また、結婚相手に求める条件は経済力よりも家事・育児への協力、仕事への理解などが挙げられています。これからは、会社側にも夫婦ともに育児休暇をとりやすくするサポートが必要になってきますね。
B:そうですね。また、男性は仕事だけではなく、家事、育児の手伝いなども頑張らなければなりおませんね。