多すぎる
笑林
呉の沈峻(しんしゆん)という人は吝嗇(け ち)なたちであった。太湖の岸を通ったときのこと、従者に塩水を汲んでくるようにいいつけたが、従者が汲んできたのを見ると、
「多すぎる。少し減らしてこい」
とどなった。そのあと自分でも気づいて恥かしくなり、
「これはおれの天性なのだ」
といった。






