引き船
艾子雑説
呂梁(ろりよう)から彭城(ほうじよう)まで行こうとする男、船頭に五十銭で乗せてくれとたのむと、船頭は手を振っていった。
「品物をくれずに乗るお客さんには、彭城までなら百銭もらうことにしている。五十銭なら半値だ。あんたがここから彭城まで引き綱を引っぱっていってくれるなら、半値にまけてやってもいいよ」






