命の恩人
笑賛・笑府
人に雇われて、身代りに笞(むち)打ちの罰を受けることになった男、身代り賃として手に入れた金を笞打ち係にやって少し軽く打ってくれるようにたのんだ。
罰が終ると、男は体の痛みをこらえて雇った者のところへ行き、叩頭(こうとう)していった。
「あなたは命の恩人です。もしあなたに身代り賃をいただいていなかったら、わたしは打ち殺されてしまうところでした」






