羅切(らせつ)
笑府
お産をひかえた女房、腹がひどく痛むので、亭主に向って、
「わたしにこんなつらい思いをさせて! みんなあんたのせいよ」
と怒る。
「すまん、すまん。これからはもう、あとで怒られないように、おれ、ちょん切ってしまうよ」
と亭主がいうと、女房はまた怒りだした。
「ばか! やっと少し痛みがおさまったと思ったら、あんたったら、またわたしを怒らせる!」






