古道具
笑府・笑林広記
古道具屋の親父、しばしば息子の嫁に持ちかける。嫁からそのことをきいた姑、ある夜、嫁の身代りになって寝ていると、親父が忍んできてしきりにさぐりまわす。婆さんがきつく挟んでやると、親父は、
「婆さんよりもずっとよい」
といって、夢中になってやらかすので、婆さんは大声で罵った。
「糞じじいめ、こんな古道具の見分けもつかぬくせに、それでよくも古道具屋がつとまるものだ!」






