高望み
笑府
陰萎(インポ)になった男、神様に牛・豚・羊の三牲(せい)を供え、巫(みこ)にたのんで祈ってもらった。
「どうぞこの男の一物が鉄のように堅くなりますように」
巫がそう祈るのをきいて、男が、
「それほどの高望みはしないよ」
というと、女房が衝立のかげから亭主を呼んで、
「おまえさん、せっかく大金を使ったんだから、せめてそれぐらいにしてもらわなければ、損じゃないか」






