よい気持
笑府
ある老爺が老婆と再婚した。その息子が夜中にそっと親父の部屋の前へ行って聞き耳を立てると、しきりに、
「ああ、よい気持じゃ、よい気持じゃ」
という声がきこえてくる。息子が、
「親父さん、あの年になってまだ例のことをやっているのか」
とあきれながら中をのぞいて見ると、親父は婆さんに背中を掻かせているのだった。






