死ぬ死ぬ(二)
笑府
ある夫婦、事を行なうのに、子供に見られないようにと思って、寝台の渡し板の上へ子供を寝させた。やがて佳境に入ると、寝台がゆれ、妻はしきりに死ぬ死ぬと叫びだした。
すると渡し板の上で突然、子どもがわめいた。
「母ちゃんはそこにいるから大丈夫だよ。振り落されて死にそうなのは、ぼくの方じゃないか」






