半分
笑府
ある男、房事が過ぎたために体がひどく衰弱した。そこで夫婦で話しあい、これからは半分しか入れないことにしようと約束した。
さて事を行なう段になって、亭主が半分まで送入すると、女房はぐっと亭主の腰を引きつけて、尽(ことごと)く納めてしまった。
「約束がちがうじゃないか」
と亭主がなじると、女房がいうには、
「わたしが約束したのは、根元の方の半分だよ」






