約束違い
笑府
ある亭主、女房に、今夜はあくまで堪能(たんのう)しようと約束したが、夜になると酔っぱらって寝てしまった。女房は長いあいだじりじりしていたが、やがてたまりかねて亭主をゆすぶり起こし、すっかり目をさまさせていった。
「あんた、酔っぱらったようだから、昼間の約束はなかったことにしましょうね」






