一八五 旗屋の縫が早池峰山へ狩りに行って泊っていると、大きな青入道が来て、縫に智恵較べをすべえと言った。縫は度胸の据った男であったから、よかろうと答えて、まずその青入道に、いくらでもお前が小さくなるによいだけ、小さくなってみろと言った。すると青入道は見ている間に小さくなったから、縫はそれを腰の火打ち箱に入れておいた。翌朝になって火打ち箱を開けてみたら、小さな青蜘蛛が中にはいっていたそうな。
遠野物語拾遺185
日期:2019-08-26 18:46 点击:231






