二八六 福の神やナモミタクリの他に、田植え、畑蒔き、春駒など、小正月に行なわれる行事の種類はまだ幾つもある。田植えは女の子らが松葉を手に持ち、雪の上で田植えの真似《まね》をして餠をもらってあるくのである。畑蒔きは、雪を鍬《くわ》で畔立てして、よえとやら、ざいとやええと歌ってもらい歩く。また春駒というのは、鈴を鳴らして家ごとに白紙に馬を画いたのを配り歩き、これも餠をもらって行く。
遠野物語拾遺286
日期:2019-08-26 19:42 点击:336






