アワコバイモ(ユリ科バイモ属)
四国にまれに産する中国原産の多年草。徳島県の高越山で初めて分類されたためこの名があるが、本州のミノコバイモと同種とする学説も多い。茎は15〜20で上部に五葉をつける。葉は下部に対生葉2枚、上部に3枚が輪生して、披針形か広線形。長さ4〜6、幅4〜10で無柄。花は広鐘形で1個のみ。花被片は全縁で幅4〜5、淡黄色で暗紫色の網紋がある。花糸、花柱は平滑で、葯がミノコバイモの白に対し紫色をしている。
四国にまれに産する中国原産の多年草。徳島県の高越山で初めて分類されたためこの名があるが、本州のミノコバイモと同種とする学説も多い。茎は15〜20で上部に五葉をつける。葉は下部に対生葉2枚、上部に3枚が輪生して、披針形か広線形。長さ4〜6、幅4〜10で無柄。花は広鐘形で1個のみ。花被片は全縁で幅4〜5、淡黄色で暗紫色の網紋がある。花糸、花柱は平滑で、葯がミノコバイモの白に対し紫色をしている。