コマクサ(ケシ科コマクサ属)
北海道と本州中部地方以北の高山帯の砂礫地に生える多年草。根茎は短く、ひげ根が砂中深くに埋まり広く伸びる。葉は根生でパセリの葉に似て3出状に細かく裂け、粉白色を帯びる。花茎は5〜15になり、7〜8月に淡紅色の花を茎頂に1〜7個、下向きに開く。花弁は4個あり長さ約2で、外側の2個は下部がふくらみ先がそり返る。内側の2個は中央がややくびれ、先は相接して外へ突き出る。さく果は長さ約1.2の狭長楕円形。
北海道と本州中部地方以北の高山帯の砂礫地に生える多年草。根茎は短く、ひげ根が砂中深くに埋まり広く伸びる。葉は根生でパセリの葉に似て3出状に細かく裂け、粉白色を帯びる。花茎は5〜15になり、7〜8月に淡紅色の花を茎頂に1〜7個、下向きに開く。花弁は4個あり長さ約2で、外側の2個は下部がふくらみ先がそり返る。内側の2個は中央がややくびれ、先は相接して外へ突き出る。さく果は長さ約1.2の狭長楕円形。