ザゼンソウ(サトイモ科ザゼンソウ属)
別名ダルマソウ。北海道、本州の中部地方以北の、低山帯の谷間の陰地に生える多年草。根茎は肥厚し直立する。長柄を持つ根生葉は叢生し、長さ30〜40、広く丸みのある心臓形で基部は耳形、先端は短くとがる。花期は3〜5月で、開葉前の葉束そばの根元から、下部を竹皮状の鱗片に包まれた紫黒色または緑白色の、肉厚で卵形の仏炎苞を出す。肉穂花序は仏炎苞につつまれ、短柄の楕円体で両性花を密につけ、亀甲模様をなす。液果は初夏に熟す。
別名ダルマソウ。北海道、本州の中部地方以北の、低山帯の谷間の陰地に生える多年草。根茎は肥厚し直立する。長柄を持つ根生葉は叢生し、長さ30〜40、広く丸みのある心臓形で基部は耳形、先端は短くとがる。花期は3〜5月で、開葉前の葉束そばの根元から、下部を竹皮状の鱗片に包まれた紫黒色または緑白色の、肉厚で卵形の仏炎苞を出す。肉穂花序は仏炎苞につつまれ、短柄の楕円体で両性花を密につけ、亀甲模様をなす。液果は初夏に熟す。