ヤマラッキョウ(ユリ科ネギ属)
福島県以西から沖縄に分布し、山地の草原に生える多年草。鱗茎は狭卵形で2〜3、茎の下部とともに枯れた鞘に包まれる。葉は円柱形で茎の下部から2〜3本が立ち、長さ20〜50、薄い青緑色で断面は鈍三角形である。9〜11月に葉の間から30〜50の花茎を出し、先に多数紅紫色の花を束生して球状の散形花序となる。花被片は6個で平開せず、雄しべは花被片よりも長く突き出し、葯は紫色。花柱も細長く突起する。
福島県以西から沖縄に分布し、山地の草原に生える多年草。鱗茎は狭卵形で2〜3、茎の下部とともに枯れた鞘に包まれる。葉は円柱形で茎の下部から2〜3本が立ち、長さ20〜50、薄い青緑色で断面は鈍三角形である。9〜11月に葉の間から30〜50の花茎を出し、先に多数紅紫色の花を束生して球状の散形花序となる。花被片は6個で平開せず、雄しべは花被片よりも長く突き出し、葯は紫色。花柱も細長く突起する。