一番年上の少年が大おお股またで歩いてきた。もう黒いひらひらするホグワーツの制せい服ふくに着き替がえていた。ハリーは、少年の胸にの字が入った銀色のバッジが輝かがやいているのに気づいた。
「母さん、あんまり長くはいられないよ。僕、前の方なんだ。バッジの監かん督とく生せいはコンパートメント二つ、指し定てい席せきになってるんだ……」
「おお、パーシー、君、監督生になったのかい」
双子の一人がわざと驚おどろいたように言った。
「そう言ってくれればいいのに。知らなかったじゃないか」
「まてよ、そういえば、なんか以前に一回、そんなことを言ってたな」ともう一人の双子。
「二回かな……」
「一分間に一、二回かな……」
「夏中言っていたような……」
「だまれ」と監督生パーシーが言った。
「どうして、パーシーは新しい洋服着てるんだろう」双子の一人が聞いた。
「監督生だからよ」母親がうれしそうに言った。
「さあ、みんな。楽しく過ごしなさいね。着いたらふくろう便びんをちょうだいね」
远远看见他们的大哥大步朝这边走了过来。他已经换上了他那件飘飘摆摆的霍格沃茨黑色长袍。哈利发现他的胸前别着一个银光闪闪的字母P。“我不能待太久,妈妈,”他说,“我在前边,那里专门给级长划出了两个隔间—— ” “哎呀,珀西,你原来是级长呀?”孪生兄弟中的一个用非常吃惊的口吻说。
“你早该告诉我们,我一点儿都不知道呢。”“慢着,我想,我记得他说过,”孪生兄弟中的另一个说,“说过一次—— ” “说不定是两次—— ” “等一会儿—— ” “说了整整一个夏天呢—— ” “哎呀,住嘴。”级长珀西说。
“你说,珀西是怎么弄到新长袍的?”孪生兄弟中的一个问。“因为他是级长呀。”母亲怜爱地说,“好了,亲爱的,祝你学期顺利,到学校以后让猫头鹰给我带封信来。”