建築?土木工事は非常に大きなプロジェクトになることが多いため、現場では大工工事、左官工事、ガラス工事、塗装工事、内装仕上工事など、複数の「専門工事業者」が関わることがしばしばあります。
そして、そのような各領域のプロフェッショナルとして活躍する業者たちを束ね、リーダーとして現場に指示を出したり調整したりする役目として「ゼネコン」と呼ばれる総合建設業者がいます。
建設会社の平均年収は600万円~650万円程度となっていますが、売上高トップクラスの「スーパーゼネコン(大手ゼネコン)」と、それ以外の企業では年収に大きな差が出ているようです。
公共事業の活性化や民間企業の設備投資増加、2020年の東京五輪開催決定などで建設需要は拡大傾向にありますが、人材不足が業界の大きな課題となっており、各社とも給与の見直しや福利厚生を充実させ、労働力確保に取り組んでいます。