IR(Investor Relations、IR)は投資家や株主に対して、自社の経営方針や企業理念を紹介する、質疑に答えるなどの活動を行うとともに、報告書を作成し、投資家や株主に公表する役割を担っています。
IRには資格や免許があるわけではなく、財務や広報、経営企画などの職種で社会経験を積み、経営にかかわる理解を深めた人がキャリアアップして就くことがほとんどです。
IRに昇格した場合、給料がぐんと上がるのが一般的。上場企業で数年間の実務経験を経て、IR担当者として働いた場合の平均年収は400~800万円が相場だといわれ、年齢や経験を経るほど年収もアップしていきます。
今後、日本においてもIR活動の重要性がもっと認識されれば、企業が専任のIR担当者を置くようになり、働きやすさや仕事の進めやすさも変わっていきます。
優秀な人材であれば、年収も現在よりアップしていくでしょう。