裁判部門においては、裁判が滞りなく行われるように業務を遂行し、司法行政部門では総務や人事、会計などを担当し、裁判所で務める人をサポートします。
裁判所事務官になるためには、裁判所事務官採用試験に合格することが必要です。
採用は大卒者を対象とした総合職と高卒者を対象とした一般職に分かれます。
総合職は非常に人気が高く、採用倍率が100倍を超えることもあります。
なお、裁判所事務官を10年以上経験すると、司法書試験を受けずに、司法書士の資格を取得することが可能です。
また、一定以上のキャリアを積むと、裁判所書記官、簡易裁判所判事、執行官、副検事になれる可能性もあります。