神主というのは一般的な呼び名で、正式には神職といいます。
宗教家という色合いが濃い職業ですが、実際には神社において各種儀式の執り行いだけでなく施設の維持管理、事務処理までをこなし、業務の幅が広い職業です。
神職に就くためには、特定の大学や神職養成所で神道について学ぶ必要があります。
世襲で就職する人が多い職業ですが、一般募集をしていることもあります。
収入や待遇についてはあまり恵まれている状況にはありません。
神道は日本に古来から伝わる伝統的な宗教であり、文化です。
神職には、その伝統を現在の人々に伝え、そして後世に引き継いでいくという社会的な意義が強いという一面もあります。