青春甲子園

A：へー！甲子園の漫画を読んでいますか。青春ですね。 

B：そうですか。どうして甲子園と名付けられましたか。東京にありますか。 

A：いいえ、兵庫県にありますよ。大正１３年、１９２４年、甲子の年にできたからです。毎年、高校野球の春の選抜高等学校野球大会と夏の全国高等学校野球選手権大会が、甲子園球場で開催されますよ。 

B：そうなんですか。あなたは見ていましたか。 

A：もちろんです。毎年８月、全国４７の都道府県の地区予選を勝ち抜いた４９校が、北海道と東京は２校ずつですが、甲子園球場で日本一を目指して戦います。試合の様子は全国にテレビ放送されます。この大会に出場すること、優勝するころが、野球をやっている高校生の目標となっています。私も昼間からテレビの前に釘づけになり、地元の高校を応援していました。 

B：よくドラマとかで、負けたチームの選手が涙を流しながら、甲子園球場のグラウンドの土を持って帰るシーンを見ますが。 

A：そうですね。それは高校野球の聖地・甲子園ならではの「お約束」となっています。 

B：青春のいい思い出になりますね。将来、みんなプロ野球選手になりますかね。 

A：甲子園のスターたちは大学野球あるいはプロ野球にスカウトされる者もいれば、ただの野球愛好者になる者もいますよ。 

B：そうですか。私も野球を楽しめるように野球のルールから勉強しようかな。