西南战争
西南戦争(せいなんせんそう)とは、1877年(明治10年)に現在の熊本県?宮崎県?大分県?鹿児島県において西郷隆盛を盟主にして起こった士族による武力反乱である。西南役(せいなんのえき)、丁丑の乱、十年戦争(鹿児島弁では「じねんのゆっさ」)、私学校戦争とも呼ばれ、明治初期の一連の士族反乱のうち最大規模で日本最後の内戦となった。西郷の戦死により幕末維新期が終わり、明治政府の本格的な始まりとなった。明治政府に対する不平士族の最大かつ最後の反乱で、隆盛が征韓論に敗れて官職を辞し鹿児島に設立した私学校の生徒が中心となって2月に挙兵、熊本城を攻略できないうちに政府軍の反撃にあって敗退。9月隆盛が自刃して終る。西南の役。