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日语能力考试一级阅读精选问题集(40)
日期:2012-12-12 09:03  点击:467

 いまやほとんどの子どもたちは、第一線のビジネスマンのように、①いそがしさに追いまくられる生活をしている。パソコンと携帯電話は小学生も必需品になっているのだ。遊びにいくときも、スケジュールを確認し、アポイントメントをとってからでないと困難だし、一日のうちでほっとできる時間は三十分とか一時間なのだそうだ。

原因は学校ではなく、学習塾と習い事にある。塾での受験勉強とサッカーや水泳などのスポーツクラブ、音楽や美術といった習い事。その三種類をこなせば、平日の自由時間のほとんどを奪われてしまうのは当然である。

先日、ぼくはある大手出版社の取締役と話をした。その会社では入社試験の際、出身大学を記入する欄は用紙のなかにないという。無理やり自分の大学名を書いたりすると、逆に反感を持たれて、選考からはずされたりするそうだ。これはその会社だけでなく、一流企業といわれている多くの会社が②すでに採用している方法である。大学名をまったく調べず、選考のポイントにしないとまではいかなくても、すでに大学時代の成績などは評価外としている企業もずいぶんある。

すると、③大学のブランド神話はとうに崩壊しているのではないか。あの神話が価値をもっていたのは、その大学をでれば一流企業への入社に有利で、いったんはいってしまえば、終身雇用で安定した生涯が保証されていたからなのだ。現在では、入社試験では大学の名に力はなく、終身雇用制はほとんど崩壊している。新卒社員の三分の一が、三年以内に最初にはいった会社を辞めてしまう時代なのだ。

これほど受験技術を高めているのに、日本の大学教育レベルが昔にくらべて目覚しく向上したともまったくきかない。逆に一部の大学では、高校や中学で学んだはずの基礎教育をやり直してさえいるという。大学教育に耐える能力がないからだ。文化的な素養の欠如も驚くべきもので、ある統計では大学生の半分は、このひと月に一冊も本を読んでいないらしい。はっきりいって、一ヶ月読んでいない者は一年よんでいないのだ。本を読む力もないし、その習慣もないである。

ぼくは学習塾や進学校が洗練させてきた日本の受験技術教育は、年金と同じだと思う。子ども時代にあれほどの犠牲を払って、かけ金を積み上げても、将来ほとんど返ってくる見こみがない。払えば払うほど、損をすると、みなわかっているのだ。④それでもこの不景気の時代、親たちはなけなしの貯蓄を取り崩して、子どもたちを塾やクラブに送りだすのである。小学生のうちから疲れてといって、栄養ドリンクなどをのむ子どもがいるのは、世界でも日本だけではないだろうか。⑤病気である。

そろそろあんな程度の低い受験技術競争はやめませんか。子どもたちのためにも、教育に役立つわけでも、将来の実益につながるわけでもない。いまや親の自己満足以外に、大学のブランドになど価値はないのだ。女性たちが競って同じ海外ブランドのバッグを買い込んでいるけれど、親たちの多くは自分の子どもを、あのバッグと同じに払っているのだ。親の虚栄と自己満足で犠牲にするには、子ども時代というのは、あまりに貴重なものである。

問1 ①「いそがしさに追いまくられる生活をしている」とあるが、なぜ子どもたちは忙しいのか。

1.パソコンと携帯電話を使う練習をするから
2.遊ぶときはアポイントメントを取る必要がある
3.学習塾にいったり、習い事をしたりしているから
4.平日は毎日サッカーや水泳をしているから

問2 ②「すでに採用している方法である」とあるが、どんな方法か。

1.入社試験の際に出身大学名を選考のポイントにする
2.入社試験の際に選考学部を選考のポイントにしない
3.入社試験の際に出身大学名を選考のポイントにしない
4.入社試験の際に大学時代の成績を選考のポイントにする

問3 ③「大学のブランド神話はとうに崩壊しているのではないか」と筆者が言っているのはなぜか。

1.有名な大学を卒業すると、安定した生涯が保証されるということが現実のことになったから
2.社会が大学卒業者を必要としなくなっているので、就職することが難しくなったから
3.有名な大学を卒業するとみな一流企業に就職するが、その三分の一が三年以内に辞めてしまうようになったから
4.有名大学を卒業すると一流企業への入社に有利で、生涯安定した生活が送れるという保証がなくなったから

問4 ④「それでもこの不景気の時代、親たちはなけなしの貯蓄を取り崩して、子どもたちを塾やクラブに送りだすのである」とあるが、筆者は親たちがそうするのはなぜだと考えているか。

1.親の虚栄心と自己満足のため
2.子どもに文化的素養を身につけさせるため
3.子どもに貴重な体験をさせるため
4.程度の低い受験技術競争をやめるため

問5 ⑤「病気である」とあるが、何が病気なのか。

1.日本の大学教育
2.日本の年金制度
3.子どもが勉強する社会
4.子どもが受験技術教育を受ける社会

問6 現代の大学生の状況を筆者はどのようにとらえているか

1.大学教育に耐える能力や文化的素養が欠如している学生は少ない
2.大学教育に耐える能力や文化的素養が欠如している学生は多い
3.基礎学力はついているが、読書習慣のない学生が多い
4.大学教育に耐える能力はあるが、文化的素養が欠如している学生が多い

問7 受験教育は年金と同じだと述べているが、筆者はなぜそう思っているのか。

1.受験技術教育にお金を使うのは、将来確実返ってくる年金のかけ金を払っていると同じだから
2.受験技術教育にお金を支払うのは、将来返ってくる見こみがない年金のかけ金をはらっているのと同じだから
3.学習塾や進学校などの日本の受験技術教育は、日本の年金制度と同じように洗練せれたものとなったから
4.
なけなしの貯蓄を取り崩して塾にお金を使うのは、生活を犠牲にして年金のかけ金を払っているのと同じだから 

答案:3 3 4 1 4  2 2

 

现在大部分小孩儿都像第一线商人一样,过着被忙碌所追赶的生活。电脑和手机对小学生来说也是必需品。游玩的时候也要确认时间表,如果不按照预定去做的话就比较麻烦,一天里能够放轻松的时间似乎只有三十分、一个小时这么多。

原因不在学校,而在补习班还有技艺班。补习班中的考试学习,足球、游泳等运动俱乐部,音乐、美术等技艺班。要完成这三种的话,平时的自由时间自然就会剥夺。

前几天我和某大出版社的董事谈话。那个公司的入职考试的时候,试卷中没有毕业大学这一栏。如果硬要他们写出自己的大学名的话,反而会遭到反感,所以从考项中撤出。这不仅是这个公司,似乎很多一流的公司都采用这种方式。还有很多企业,不仅大学名不调查,连大学时期的成绩也排除在评价之外。

于是大学的品牌神话早就崩溃了吧。要是有那个神话的价值的话,要是进入那个大学就会对进入一流的企业有力,一旦进了一流企业,就能保证终身雇佣的安定生涯。而现在,入职考试中大学名不起作用,终身雇佣制也崩溃了。如今已经到了新进职员的三分之一在三年内都会离开最初的企业的时代。

明明考试技术提高到这种程度,但日本大学教育水平和以前比起来却没有显著的提高。相反的,一部分大学里,还得重新学习高中、中学就应该学习过的基础教育。能够忍受大学教育的能力也没有。文化素养也欠缺的惊人,有某个统计说,一般的大学生这个月连一本书都没有读。说的明白点,一个月没读一本书的人也就意味着一年也不会读一本。没有读书力,也没有读书的习惯。

我觉得日本这种讲究补习班、升学率高的学校的考试技术教育和年金是相同的。即使儿童时代付出那样的牺牲,积累金钱,将来也看不到返还的希望。越付越多,一直受害,大家都是知道的。即使在如此不景气的时代,父母们拿出全部那点点积蓄把孩子送去补习班和俱乐部。小学生中也有因为疲劳什么的开始和营养液,这在世界上不仅仅日本如此。这是病态的。

差不多该结束这种程度低下的考试技术竞争了吧。为了孩子也好,为了有益于教育业好,而不要连系于将来的实际利益。不是对现在父母的自我满足,也不是大学品牌的价值。虽然女星们也会竞争在海外买来的品牌包包,但大多父母都会像对包包那样进行自己孩子之间的攀比。父母的虚荣与自我满足的牺牲对于儿童时代是极为贵重的。


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