【意味】 あざとは、色素細胞の異常増殖や皮下出血によって、皮膚が赤や紫などに変色した部分。
【あざの語源・由来】 あざは、「あざやか(鮮やか)」と同源。 古くは、「際立っていることもの」や「どぎついもの」を「あざ」と言い、「はっきりしていること」「鮮やかであること」を「アザアザ(鮮鮮)」といった。 現在は皮膚が変色した部分について「あざ」と言うが、昔は「ほくろ」「こぶ」「いぼ」など、皮膚にできるものの総称として「あざ」が用いられた。 「あざ」の漢字「痣」は、病垂れに「志(誌)」と書く。 「志」は「しるし」の意味で、本来、「痣」は皮膚にしるしを残すほくろを表し、「ほくろ」の漢字に「痣」が用いられることもある。