陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方
自分の口から直接に褒め言葉を伝えていくことも大切ですが、第三者に手伝ってもらう方法はもっと効き目があります。
自分が直接褒めるのではなく、ほかの誰かに代わりに伝えてもらうと、嬉しさが倍増する効果があるのです。
「○○さんが、あなたはいつも一生懸命ですごいって褒めていたよ」
こう言われると、いつも以上に喜びを感じます。
悪口に限っては陰でこそこそ言ってはいけませんが、褒め言葉に関してだけは陰でこそこそしてもかまいません。
褒め言葉だけは、陰で言いふらしてもかまいません。
陰でこそこそ言えば言うほど、聞いた人はさらにほかの誰かにも伝えたくなり、どんどんと広がっていきます。
本人に伝わったときの喜びは、2倍にも3倍にもなります。
陰でこそこそしていると、その言葉の強さはどんどん大きくなります。
こそこそと話しているがゆえに「ここだけの話」という意味合いが強くなり、言葉の重みが増してくるのです。
悪口でも褒め言葉でも同じです。
悪口を陰でこそこそ言っていると、その言葉の重みはさらに増していくので決してしてはいけません。
とげとげしさが2倍にも3倍にも鋭くなり、本人に伝わったときに不愉快な気分にさせてしまうからです。
しかし、褒め言葉は、陰でこそこそすればするほど、皆に知ってもらうことができます。
本人のよい印象が大きくなるのです。
褒め言葉は、陰でこそこそして皆に知ってもらうべきなのです。