一般的な質問より、個人的な質問のほうが仲良くなれる。 | 本音を聞き出す30の上手な質問法
質問するときには、できるだけ一般的より、個人的な質問をしましょう。
一般的は、抽象的で、答えるほうも答えにくくなります。
「最近の若い女性の間では、キャミソールがはやっているんだってね。なぜはやっているんだ?」と女性に聞くのは、NGです。
「最近の若い女性は……」ということは、一般論になっているからです。
たしかに一般にキャミソールがはやっていても、目の前にいる女性が必ずしもキャミソール好きとは限りません。
もしかしたら、キャミソール反対派かもしれません。
一般的な質問は、大雑把で抽象的な言い方にならざるをえないため、的を絞りにくいのです。
質問される側としては「私を一般的と同じにしないでほしい。特別で個人的に見てほしい」と思っています。
だからこそ質問するときには、一般的ではなく、個人的に聞くほうが仲良くなりやすいのです。
質問するときには「ちょっと個人的な質問してもいいかな」といい始めるほうが、すんなり入っていきやすくなります。
「自分だけに聞いてくれる特別なことなのかな」と思ってしまい、つい聞く側も気合が入ってしまいます。
個人的ということ「特別に扱っていますよ。大切にしていますよ。あなただけの会話です」ということなのです。
特別扱いを受けるからには、しっかり答えたくなるのが人間です。
「皆と同じに扱う」一般的な質問より「あなただけ見ていますよ」という個人的な質問のほうが、仲良くなれるのです。