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第34章 神秘部 The Department of Mysteries(10)

时间: 2023-06-20    进入日语论坛
核心提示:またしても壁かべが回転し、そしてまた静かになった。ハリーは適当てきとうな扉に近づき、押した。動かなかった。「どうしたの」
(单词翻译:双击或拖选)

またしても壁かべが回転し、そしてまた静かになった。ハリーは適当てきとうな扉に近づき、押した。動かなかった。

「どうしたの」ハーマイオニーが聞いた。

「これ……鍵かぎが掛かかってる……」ハリーが体ごとぶつかりながら言った。扉はびくともしない。

「それじゃ、これがそうなんじゃないか」ロンが興こう奮ふんし、ハリーと一いっ緒しょに扉を押し開けようとした。「違いないよ」

「どいて」ハーマイオニーが鋭するどくそう言うと、通常の扉の鍵の位置に杖つえを向けて唱となえた。

「アロホモーラ」

何事も起こらない。

「シリウスのナイフだ」

ハリーはローブの内側からナイフを引っ張り出し、扉と壁の間に差し込んだ。ハリーがナイフをてっぺんから一番下まで走らせ、取り出し、もう一度肩で扉にぶつかるのを、みんなが息を殺して見守った。扉は相変わらず固く閉まったままだった。その上、ハリーがナイフを見ると、刃が溶とけていた。

「いいわ。この部屋は放ほうっておきましょう」ハーマイオニーが決然けつぜんと言った。

「でも、もしここだったら」ロンが不安と望みが入り交まじった目で扉を見つめながら言った。

「そんなはずないわ。ハリーは夢で全部の扉を通り抜けられたんですもの」

ハーマイオニーはまた燃える「×」印をつけ、ハリーは役に立たなくなったシリウスのナイフの柄えをポケットに戻した。

「あの部屋に入ってたかもしれない物、なんだかわかる」壁がまた回転しはじめたとき、ルーナが熱っぽく言った。

「どうせまた、じゅげむじゅげむでしょうよ」ハーマイオニーがこっそり言った。ネビルが怖こわさを隠すように小さく笑った。

壁がスーッと止まり、ハリーはだんだん絶ぜつ望ぼう的てきになりながら、次の扉を押した。

「ここだ」


    墙壁再一次飞转,然后停下来。哈利胡乱挑了一-扇门走过去推了一下,门没动。
    “怎么了?”赫敏问。
    “它……被锁上了……”哈利一边说一边用整个身体撞过去,门还是没动。
    “看来,就是它了,对不对?”罗恩兴奋地说,与哈利一起用力试图把门撞开,“肯定就是它了。”
    “让开!”赫敏尖声说。她用魔杖对准应该是门锁的位置,口里念着:“阿拉霍洞开!”
    可门还是老样子。
    “小天狼星的小刀!”哈利说。他从自己的袍子里掏出刀子,从门与墙之间的门缝中插了进去。其他人急切地注视着他用刀子从顶端划到了最底部,然后他抽出刀子,用肩膀又撞了一下。门还是像刚才那样关得死死的。不但如此,当哈利低头一看时,发现刀刃已经熔化了。
    “这样看来,我们不要再理这间屋子了。”赫敏果断地说。“但是,万一就是这一间该怎么办?”罗恩说着,既担忧义憧憬地望着这扇门。
    “不可能,哈利在他的梦里可以穿过所有的门。”赫敏说着在门上又做了个x, 与此同时,哈利把已经报废的小天狼星的小刀刀柄放回了口袋。
    “你们觉得那里面可能有什么呢?”卢娜热切地问道,这时候墙壁又开始转动了。
    “唠唠叨叨,毫无疑问。”赫敏小声回答,纳威紧张地轻轻笑了笑。
    墙壁渐渐停了下来,哈利有些绝望地推开了旁边的一扇门。
    “就是这儿!”
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