アフリカ東部のウガンダで落雷が相次ぎ、小学校で授業を終えたばかりの児童20人以上が死亡するなど、これまでに各地で少なくとも60人が死亡しました。
ウガンダでは先月28日、小学校の校舎に雷が落ち、授業を終えたあと雨宿りをしていた児童22人と教師1人が死亡し、50人以上がけがをしました。地元当局によりますと、この学校は高台に建っていて、避雷針がなかったうえ、周囲に落雷をよける高い木もなかったということです。ウガンダでは毎年この時期、大気の状態が不安定になって落雷が相次ぐということで、この数週間に、各地で少なくとも60人が死亡していますが、被害が大きくなる背景には、建物への避雷針の設置が進んでいないことに加え、燃料用として森林がみだりに伐採されて高い木が減っていることがあると指摘されています。