恐縮とは、文字通り、恐れ入って縮み上がることです。本来は、「非常に恐れる」・「すっかり怖くなる」という恐怖心を表す言葉でした。しかし、現在では、他人への迷惑・失礼についての陳謝や他人からの厚意に対する感謝などを表す謝辞として使われるほか、自分の過ちや欠点を恥ずかしく思う場合などに使われます。ただし、いずれの場合も恐縮の程度はさまざまであり、心からの謝意や羞恥の気持ちで使う場合もあれば、照れ隠しや軽い社交辞令的な使い方をする場合も少なくありません。
「恐縮です」 敬語の例文・類義語の例文・失礼な敬語