室内遊戯具の一種。長方形の厚紙、獣骨、獣角、プラスチック製などの薄板に絵や文字、短歌などを書いたもの数十枚を一組とする。ポルトガル語のカルタcartaが語源であるが、古く中国から伝わった博打(ばくち)遊びの樗蒲(かりうち)(かりた・ちょぼ)からきたという説もある。日本のかるたは、日本古来の歌貝、歌がるた系統のものと、うんすんかるたを始祖とする西洋伝来の系統のものに大別できる。日本古来のかるたのうち歌貝は、平安・鎌倉時代の貝合(かいあわせ)、ひいてはその後の貝覆(かいおおい)(蛤(はまぐり)の左右の貝殻の裏に記された和歌の上下の句をあわせる遊び)の遊び方を踏襲しながら、後代には貝殻のかわりに将棋の駒形(こまがた)に切った厚紙を用い、それに和歌を書き、上の句にあわせて並べられた下の句をとる。江戸時代女性や子供の遊びとして行われた。
かるた
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