救急救命士は、主に救急車に同乗し、病院までの搬送中に心肺停止などの緊急事態が起こったときに、医師の指示の下で救急救命の処置を行う仕事です。
身分は消防士であり、地方公務員となります。
救急救命士になるには、1.救急救命士養成校を卒業して消防署に勤務する、2.消防署に勤務後に講習を受ける、の2つのルートがあります。
いずれにしても、消防官採用試験に合格することが必要となり、救急救命士への道のりは簡単ではありません。
救急救命士は処置できる行為が限定されているため、救える命を救えなかったという事例もあります。
救急救命士への期待は高まっており、より広い範囲の救命行為を行えるよう検討が進められています。