歯科技工士は、歯科医師の指示に従って、入れ歯や差し歯、歯の矯正装置、マウスピースなどを作成する仕事です。
身体の一部になるものを制作するため、職人的な緻密さや正確さが必要とされます。
歯科技工士の約7割は歯科技工所での勤務です。
その他、歯科医医院や病院で勤務する人もいます。
歯科技工士になるためには、歯科技工士養成所で学んだ後に国家試験に合格することが必要です。
各都道府県ごとに試験は実施されますが、概ね高い合格率となっています。
歯科技工士は細かい作業が続くため、手先の器用さや忍耐力が求められます。
海外からの輸入が増え、単価が下がっている一方、日本の歯科技工士の技術力は、海外で高い評価を受けるようになってきています。