臨床検査技師とは、病院や保健所などにおいて、医師の指示の下で、病気の診断や治療のために、各種の検査を行う仕事です。
心電図や脳波など患者本人の体の生理的反応や機能を測定する「生理学的検査」、患者の体の組織や血液や尿などを採取し、それらの成分や細菌の有無などを調べる「検体検査」などを
行います。
データの分析力や根気の強さが求められます。
臨床検査技師になるためには、臨床検査の養成課程がある学校で3年以上学び、臨床検査技師国家試験に合格することが必要です。
新しい機器や検査法が次々に生まれ、医療の専門化が進んでいる状況において、検査のスペシャリストである臨床検査技師の役割は高まってきています。