診療放射線技師は、医師の指示の下で、放射線を用いて検査や治療を行うことです。
CTやMRI、微量の放射性物質を用いて病気を診断するラジオアイソトープ検査(RI検査)や、がん細胞を破壊する放射線治療などを担当します。
放射線の照射は人体に害を及ぼす危険性があるため、放射線の専門化である診療放射線技師と医師、歯科医師にしか認められていません。
診療放射線技師になるためには、放射線技師の養成課程がある大学や専門学校で3年以上学び、国家試験に合格することが必要です。
近年は、乳がん検診やマンモグラフィ検査(乳房X線検査)など、女性に対する検査ニーズが増えているため、女性技師への需要が高まっています。