国税専門官の職種は、個人や企業を訪問し、適正な税金の申告がされているか調査する「国税調査官」、税金の催促や財産差し押さえなどの滞納処分を行う「国税徴収官」、脱税を見つけ検察官に告発する「国税査察官」の3つに分かれています。
国税専門官になるためには、国税専門官採用試験に合格することが必要となります。
受験者は大卒以上が多数を占め、高卒の場合は税務署職員採用試験を受験するケースが一般的です。
近年応募者が増えており、採用倍率は10倍前後となっています。
勤務地は各都道府県にある税務署となりますが、全国で12地域に分かれている国税局の地域内で、3〜5年に1回転勤があります。