大工の仕事に就いて一人前になれば、それで大工となります。
ただ、この一人前になるまでのハードルは高く、まさに職人の世界ならではの厳しさを乗り越えなければなりません。
一人前になるまでは給料もそれほど期待はできず、仕事内容も力仕事や単純作業が中心です。
ですが、経験を重ねるにつれて仕事は変わってきます。
特に現場を統率する棟梁になれば、大工ならではの知恵と腕を駆使し、重要なものが任されることになります。
また、給料がサラリーマンの平均年収を上回ることも珍しくありません。
建物として形に残るというやりがいがあり、厳しい修行の時代を乗り越えれば高待遇も可能な仕事です。