グローバル化が進む現代社会では、日本は世界中の国々と品物の売買を行っています。
また、たくさんの人が海外旅行に出かけるようになり、日本から物品を持ち出したり現地で自由に買い物をしたりしています。
このような外国から持ち込んだ品物や日本から持ち出す品物に対して税金がきちんと支払われるように監視するのが、税関職員の役割です。
全国の港や空港にある税関で、税に関する申告を受けたり、輸入や輸出に関する書類をチェックしたり、品物を検査したりしています。
また、麻薬や覚せい剤、偽造貨幣などが不正に国内に持ち込まれないように水際で取り締まる役割も果たしています。
税関職員は、社会の安全を守るためにも欠かせない存在なのです。