薬物に関する専門知識が必要となるため、麻薬取締官の約半数は薬剤師です。
厚生労働省の国家公務員の身分となりますが、特別司法警察官としての権限を与えられているため、状況に応じて武器の所持が認められています。
麻薬取締役官になるためには、国家公務員試験か薬剤師国家試験に合格することが必要です。
いづれかに該当する場合は、厚生労働省の地方厚生局麻薬取締部の採用試験を受けることができます。
麻薬取締官は日本全体で260人ほどであり、毎年の採用数は若干名です。
麻薬取締官の給与は、国家公務員の行政職の給与に調整額が付与された額になります。