第三部分: 阅读理解——阅读下列短文,选出符合文章内容的最佳选项。
(共20小题:每小题2.5分, 满分50分)
(一)
活動場所 桜山市文化センター
活動日程 8月11日~8月14日
応募締切 8月6日
募集対象 子どもが好きな人,子どもたちの「ために……」というより,子どもたちと「ともに……」という気持ちを共有できる人
ここのボランティアでの体験談(21歳 大学生)
大学1年生の時に初めて参加して,今年で4年目です。
最初は中学校の先生になれれば……そのためのいい経験になれば,という気持ちで始めましたが,この活動で,小学生の子どもたちと触れ合って(接触)いるうちに,自分には小学校の教員が性格的に合っているんじゃないかと,気づくことができました。今は,明確な将来の目標もできて,充実しています。
この活動のいいところは,「自分が楽しんでいい」というところだと思います。でも,それだけじゃなくて,それを子どもたちと視線を合わせて,共有することで,さらにもっと楽しくなっていく。ボランティアって言っていいのかと思うくらい,楽しいです。
あと,ここに集まる大人のみなさんが,いろんな方がいて,すこい人たちばかりで,しかもやさしく付き合ってくださるので,すごく勉強になります。
仲間が増えたら,ぼくもうれしいです!よかったら参加してみてください。
56.桜山市文化センターはどんな人を募集しているか。
[A]子どもが好きでない人
[B]子どものために頑張る人
[C]子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごす人
[D]子どもたちのために楽しい時間を過す人
57.この体験談を書いたのは誰か。
[A]小学生 [B]大学1年生
[C]学校の教員 [D]大学4年生
58.文中に「明確な将来の目標」とあるが、その目標はどれか。
[A]大学の教員になること
[B]小学校の教員になること
[C]中学校の教員になること
[D]学習センターの職員になること
59.文中の「それ」の指すものはどれか。
[A]自分が楽しんでいいということ
[B]子どものために何かをすること
[C]子どもたちと視線を合わせること
[D]子どもたちと楽しく触れ合うこと
60.文中の「ここに集まる大人のみなさん」は誰か。
[A]中学校の教員 [B]小学校の教員
[C]ボランティアの人 [D]将来の目標のある人
(二)
これまでの教育では,人間の頭脳を倉庫のようなものだと見てきた。知識をどんどんためる。倉庫は大きければ大きいほどよろしい。中にたくさんのものが入っていればいるほどけっこうである。
人間の頭はこれからも,一部は倉庫の役を果たし続けるが、それだけではいけない。新しいことを考え出す工場でなくてはならない。倉庫なら,入れたものをなくさないようにしておけばいいが,ものを作り出すには,そういう保存保管の能力だけでは足りない。
工場にどんなものでも入っていては作業能率が悪い。必要でないものは捨てて広い( ア )をとる必要がある。そうかといって,すベてのものを捨ててしまっては仕事にならない。整理が大事になる。
倉庫の整理はそこにあるものを順序よく並べることであるが,( イ ),工場内の整理は,作業の邪魔になるものを捨てることである。
この工場の整理に当たるのが忘却である。人間の頭を倉庫として見る場合,忘却は危険だが,人間の頭を工場として見る場合,能率をよくしようと思えば、どんどん忘れることが必要である。
61.「これまでの教育」では人間の頭をどう見てきたか。
[A]倉庫のようなものだ。
[B]工場のようなものだ。
[C]頭が大きけれはばいいものだ。
[D]新しいことを考え出すものだ。
62.文中の「それ」の指すものはどれか。
[A]継続の能力
[B]作業の能力
[C]保存保管の能力
[D]製品生産の能力
63.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
[A]態度 [B]空間
[C]時間 [D]立場
64.文中の( イ )に入れるのに最も適当なものはどれか。
[A]あるいは [B]たとえば
[C]それでは [D]それに対して
65.この文章の内容に合っているものはどれか。
[A]倉庫と工場の整理をしてはいけない。
[B]知識を勉強する時,忘却が必要である。
[C]知識を整理する時,忘却も必要である。
[D]人間の頭は倉庫とまったく同じである。
(三)
子どもの習い事(オ艺学习)として人気の高い「書道」ですが,これはただの「字を上手に書く練習」ではありません。
書道をやると,まず集中力が身に付きます。一度墨で紙に書いてしまったら,鉛筆で書く時のように消しゴムで消すことはできません。そのため,書く前に心を落ち着かせ,字の形や筆(毛笔)の動かし方を頭の中に思い浮かべます。その書き方に沿って字を書くので,自然に紙や手に心が集中するのです。
それから,道具を扱う力が身に付きます。筆や墨は、正しく持って上手に使わないと,服を汚したりします。子どもたちは、道具の正しい扱い方には意味があると学ぶのです。また、自分の道具を自分で準備したり片づけたりするのも大事な勉強です。
( ア ),道具によって,字が上手になるだけでなく,人生に必要な基礎の力をつけることができます。子どもに書道を学んでほしいと考える親は,今後もいなくなることはないでしょう。
66.文中の「集中力」の具体的に指すものはどれか。
[A]筆で書く時の集中力
[B]鉛筆で書く時の集中力
[C]道具を準備する時の集中力
[D]消しゴムで消す時の集中力
67.文中の「その書き方」の指すものはどれか。
[A]先生の正しい書き方
[B]墨で書いた時の書き方
[C]鉛筆で書いた時の書き方
[D]頭の中でイメージした書き方
68.文中の「道具を扱う力」に合うのはどれか。
[A]筆や墨などを正しく上手に使う力
[B]人から借りた道具を大事に使う力
[C]書道の道具の使い方を人に聞く力
[D]汚した服を自分できれいに洗う力
69.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
[A]それでは [B]それから
[C]このように [D]そのように
70.筆者がこの文章で最も言いたいことは何か。
[A]書道は,本当は家で親が子どもに教えるほうがいい。
[B]書道は,人生に必要な基礎の力を付ける立派な習い事だ。
[C]書道は,字を書く機会が減っても,なくならないだろう。
[D]書道は,学ぶことが多いので,大人たちにもぜひ勧めたい。
(四)
わたしは小学生時代苦い経験がありました。祖父が外交官で,祖母はイギリス生まれ,母は中国生まれと,国際的な家庭で育ちました。日本の小学校に通ったのですが,家庭の文化と学校文化がずいぶん違うため,常に不安でした。「失敗したくない,他の子と違うと思われたくない」と,いつも周囲の様子を見ながら,他の子の真似(模仿)をしていました。それでまた「キョロキョロしている(东张西望)」と注意されてしまい,しばらくの間は学校に行こうとするとおなかが痛くなったりしました。そんなわたしが変わったのは,3年生の時に新しい担任の先生と出会ってからです。その先生は,わたしの作った物語を見て「すてきなお話」と褒めてくれたのです。それが嬉しくて,褒められたくて,毎日お話を書いて先生に見せました。物語もだんだん長くなり,文章を書くことも楽しくなりました。それが自信となり,給食(学校供餐)もたくさん食べられるようになって体力も付き,気づくと( ア )。
つまり,教員の行動にはそれだけの影響力があるから,これから教員になりたいみなさんに覚えてほしいと思います。教員として日々の自分の言葉や態度を客観的に振り返る(回顾)ことが大切なんだと思います。
71.文中に「他の子の真似をしていました」とあるが、その理由は何か。
[A]自分は何もできないから
[B]他の子のほうがすばらしいと思ったから
[C]他の子を真似するようにと言われたから
[D]自分が特別な存在だと思われたくなかったから
72.文中に「おなかが痛くなったりしました」とあるが,その理由は何か。
[A]体が弱いから
[B]学校に行くとつらいから
[C]周囲の様子がおかしいから
[D]日本の食生活に慣れないから
73.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
[A]失敗も多くなりました
[B]先生が好きになりました
[C]学校は楽しいところになっていました
[D]自分が他の子と同じようになっていました
74.文中に「日々の自分の言葉や態度を客観的に振り返ることが大切なんだ」とあるが,その理由は何か。
[A]自分が正しいことをしているから
[B]自分の言葉や態度がよく変わるから
[C]自分が正しくないことをしているから
[D]自分の言葉や態度が生徒に影響するから
75.この文章はどんな人に対するアドバイスか。
[A]小学生
[B]教員になりたい人
[C]自分の担任の先生
[D]自分の小学校の同級生
第三部分:阅读理解(2.5分×20=50分)
(一)
56C 57D 58B 59A 60C
(二)
61A 62C 63B 64D 65C
(三)
66A 67D 68A 69C 70B
(四)
71D 72B 73C 74D 75B